革のメンテナンスについて
・お手入れ
毎日のお手入れにつきましては、乾いたやわらかい布(綿100%)で「から拭き」するだけで充分です。とくに「手あか」や「整髪料」は革を傷める原因になりますので、こまめに拭き取ってください。また、水分などはしみになりますのですぐに拭き取るようにして下さい。軽い汚れ等はぬるま湯に湿らした柔らかい布など(硬くしぼってください。)で汚れを拭き取り、その後乾いた柔らかい布等でから拭きして下さい。また、時々(2〜3か月に一度程度)革の保護剤を塗る事も効果的です。
・長期使用後の汚れのメンテナンス
- 洗浄液を作る。(ぬるま湯に対し1〜3%の割合で中性洗剤を入れてよく溶かす)
- 洗浄液に柔らかい布等を湿らし(硬くしぼる)、全体の汚れを拭き取ります。
- きれいなぬるま湯に柔らかい布等を湿らし(硬くしぼる)、椅子についた洗浄液をよく拭き取ります。
- 乾いた柔らかい布等で椅子の湿気をよく拭き取ります。
- その後、約1時間ほど風通しの良い所で乾かして終了です。
・注意
- 上記手入れ方法はオイルレザーには行わないでください。(オイルレザーのメンテナンス方法)
- 無色、有色の靴用クリームや溶剤(シンナー、ベンジン等)の使用、化学クロス等でのメンテナンスは行わないようにして下さい。
- 直射日光が長時間あたる場所、ストーブの近く等、直接高温になる場所は避けて下さい。
- 湿度の高い場所ではカビが生えたり、変色変質の恐れがありますので注意して下さい。